遠絡療法とは? |
痛み・しびれ・身体不調・運動障害などの諸症状を改善します。 ![]() |
患部を触らずに「痛み」や「しびれ」が消失する! |
| 治療を受けられた方が一様に驚くのは、その治療法です。 何故なら、治療中に患部に触わる事は一切ありません。 その理由は、痛みやしびれの大半は痛い場所に原因はなく・・・ 中枢(脳、脊髄)もしくは脊髄神経などに、何らかの問題があり発生していると考えているからです。 「痛み」や「しびれ」とは単なる組織の損傷ではなく、神経系と脳が織りなす複雑な知覚現象であるということです。 参考記事 ・痛みの真実:それは「脳」が生み出す警告信号である ・「腰が痛い」は本当に腰の問題か?【慢性痛から読み解く脳の役割】 |

| 例えば脳出血の場合、手・足が正常であったにも関わらず麻痺などの症状が出ますが、原因は手足でなく脳であり、症状の出ているところが必ずしも原因でない事がわかります。 これはぶつけた、ひねった等の「局所」の痛みを除くほとんどの痛みやしびれにも同じことが言えます。 遠絡療法は、痛みが出ている場所からその原因となっている中枢を見つけ出し、大掛かりな医療機器を必要としなくとも、脳や脊髄に効果が及ぶ「間接療法」を行うことで、痛い場所に触れることなく症状を解決します。 ※ぶつけた、ひねったなどの「局所」の痛みに対しても、非常に有効な治療法です。患部に触れることなく痛みや腫れを軽減させ、怪我からの回復を早めます。 |
実際の施術 |
| 手足の治療ポイントを、適した大きさの木の棒を使って押圧します。 |
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コンピューターでは、 キーボードの入力によってCPU本体に指令を出し、その結果をモニターなどに反映させることが出来ます。 人間の体も同じです。 末梢からの入力で中枢を操作することが出来ます。人間の手足はキーボードと同じ役割を果たしています。手足にある「神経のスイッチ」をプログラム通りに押す事によって、中枢の様々な問題を解決する事が出来ます。 ※原因箇所が中枢(脳、脊髄)にある場合には、手足の治療ポイントと併せて、顔から腹部にある治療ポイントにレーザー治療器を使って治療します。 |
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症例1 五十肩(60代 女性:主婦) 半年前から洋服を着る時や、水泳のクロールの際に肩の前方に痛みが出始め、次第に肩が挙がらなくなった。 病院で「五十肩」と診断され、その後リハビリやマッサージ等を行ったが症状が緩和せず来院。 従って肩に対して治療は行いません。施術3回目から徐々に肩が挙がるようになり、痛みも軽減。 通院2ヶ月後には日常生活における痛みや不自由さは感じなくなりました。 症例2 股関節痛(40代 男性:会社員) ある日、左の股関節が車から降りる時や、椅子から立ち上がって歩き出す時などに痛くなった。いずれ自然に治るであろうと考え暫く痛いのを我慢して生活を送っていたが、一向に良くならず2週間後に来院。 従って股関節に対しての治療は特に行いません。施術1回目で痛みも軽減。その後2日程その状態は続いたようですが、3日目からは元の状態に戻ってしまいました。 平日は来院出来ないため週末に週1回のペースで治療を続け、約2か月、計9回の施術で治癒しました。 症例3 腱鞘炎(30代 女性:主婦) 産後暫くしてから、右手首(親指側)に痛みが出現。赤ちゃんの抱っこなどで手首の負担が増加した事が原因と言われ、他の整骨院で数回マッサージや電気治療を受けるが痛みは軽減されず、来院。 従って手首に対して治療は行いません。施術1回目から痛みも半分ほどに軽減。 7回の施術で赤ちゃんの抱っこを含め、日常生活における痛みはなくなりました。 症例4 足底筋膜炎(30代 女性:会社員) ある日突然、朝ベッドから起きて足を着地する際に足裏~踵付近にかけて激痛が走るようになった。 次第に、歩く時にも痛みが強く出るようになり、整形外科を受診した結果「足底筋膜炎」と診断された。 痛み止めや専用のインソールを作るなどあらゆる手段を講じたが痛みが改善されず、来院。 施術1回目から痛みはその場でなくなり普通に歩けるようになりました。初回の施術の翌日、ベッドから降りる際にまた痛みが出たものの歩行時の痛みは完全に消失。 その後、施術をしても同じ状態が暫く続きましたが10回目からベッドから着地する際の痛みも消失し、計12回の施術で治癒しました。 症例5 左足関節の捻挫(10代 男性:高校生) 10日程前に部活(サッカー)の練習中に左足首を捻挫。腫れは引いたものの、痛みがなかなか取れないとの事で来院。 この場合も患部となっている左足首は触りません。患部と関係する治療ポイント(主に右手首や右足首)を刺激する事で痛みを消失させます。 4回の施術で痛みは消失し、部活の練習にも復帰しました。 |
あなたの痛みやしびれの原因は、どちらですか? |
大きく分けると、痛みやしびれの症状は、「機能性疾患」と「器質性疾患」の2種類があります。 「機能性疾患」とは、内臓・神経・筋肉・骨などの体を構成する組織(部品)には問題がないのに、組織(部品)の動きが悪いことによって症状が起こっている状態です。(機能低下とも言います。) 例えば、胃の働きが低下して胃もたれするとか、血流や神経の働きが低下し、手足にしびれが生じている状態などです。 腰、首、肩、膝などが痛くて整形外科を受診すると、大体の場合最初にレントゲンを撮ります。そして、多くの方が「骨には問題はないですね。」と言われ、湿布や痛み止めが処方されますが、それは言い換えれば「機能性疾患ですね。 」と捉える事が出来ます。 一方「器質性疾患」とは、体の部品に修理が必要な状態です。骨が折れて足が動かない状態であれば手術や固定が必要です。 先程のレントゲンの例で言うならば「何か異常が見つかった。」状態です。 |
「病院」に行っても、痛みやしびれが治まらない理由! |
現代医療の問題点
「痛み、しびれ、体の不調があるのに、いくら検査しても、異常がない。」 このようなケースのほとんどは、機能性疾患によるものです。 また、高齢者の場合、レントゲンやMRIの診断により「加齢により軟骨がすり減り、骨と骨の間が狭くなっている事が原因。」とされ、一見「器質性疾病」のように扱われてしまいますが、このメカニズムも・・・ 組織の血行不良・神経活動の低下⇒ 組織の代謝低下・弱体化⇒ 組織の器質性変性の発生 という過程を辿っていますので、根本にあるのはやはり「機能性疾病」なのです。 その証拠に、手術して部品の修理を行った後も症状が再発したり、症状が残ってしまうのは、この「機能性疾病」を治療していないからです。
人間の身体には、生命活動にとって必要な様々な「流れ」があります。 西洋医学的にいえば、血液、体液、リンパ液、髄液、ホルモン、神経伝達物質、などの流れであり、東洋医学的にいえば、「気」「血」「水」の流れです。 |
遠絡療法の適応症状 |
| ◎ | 機能性疾患(体の組織の働き、機能の低下による症状)はすべて遠絡療法の適応となります。 ※機能性疾患は、すべてライフフロー(生体の流れ)の詰りや滞りが原因と考えています。 |
| ◎ | 大脳・間脳(視床・視床下部・脳下垂体)・脳幹部(12脳神経)・脊髄・脊髄神経の神経線維の炎症・機能の改善を促します。 |
| 〇 | 器質性疾患(骨折、骨の変形など)であっても、手術の適応がない場合はすべて適応となります。 |














