1)骨盤が緩みきった状態になっています。
妊娠した女性の骨盤は女性ホルモン(リラキシン)の分泌が盛んになり、少しずつ出産準備に向けて開いていきます。
出産時には緩みきった状態がピークになり、
骨盤の関節(恥骨結合と仙腸関節)が開くことで、骨盤全体が大きく広がった状態になっているのです。

2)妊娠中から出産後の重心バランスの変化に身体がついていけません。
妊娠中はお腹が大きくなるにつれて上体を大きく反らせてバランスをとっています。
そして、出産後には急にお腹の重さが無くなるわけですから、 身体の重心バランスの中心がどこなのか分らなくなってしまいます。
そんな時期に休む間もなく授乳、抱っこ、おんぶ、沐浴などによる アンバランスな姿勢が加わって骨格がゆがむ原因になってしまいます。
3)ダメージを受けてしまった筋肉のリハビリが必要です。
妊婦さんは上体を大きく反らせてバランスをとっているので、腰から背中の筋肉は縮んだ状態が続き、硬くなり腰痛の原因になってしまいます。
そしてお腹側の筋肉はどうなっているのかと言うと、数ヶ月の間、引き伸ばされている状態が続いてしまっています。
そのような状態では本来の腹筋の機能を果たすことができません。

その結果、産後の尿漏れ、痔、子宮脱、骨盤の不安定性など産後のトラブルの大きな原因になってしまいます。 病気やケガで入院をしたり、動けない日が続いてしまった後などはリハビリを行い、徐々に日常生活に復帰していくことが一般的だと思います。産後のお体でも同じことが言えると考えます。
出産により骨盤周りはかなりダメージを受けているのに加え、 数ヶ月の間、正常ではない筋肉の使い方をしているので、少しずつ筋肉のリハビリを行って日常生活に戻っていくことが大切ではないかと思います。
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