特徴 頭の片側に起こることが多いが、両側のこともあり、「ズキンズキン」あるいは「ガンガン」と脈打つような痛みが特徴です。
痛みは1~2時間でピークに達し、吐き気や嘔吐(おうと)を伴うことも多いです。人によっては、光や音、匂いなどにも過敏になり、それらの刺激全てが不快に感じてしまいます。
また、血管の周りにある神経が刺激されることによって痛む為、動くと痛みが悪化します。動くよりじっとしている方が楽なのも特徴です。
マッサージは禁忌です。血行の促進と血管の拡張に伴い、血管周囲の神経を刺激し症状が増悪してしまいます。
特徴 頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛み(よく「ヘルメットをかぶったような」と表現される)が特徴です。
また、両側の肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。
一般的には、長時間のデスクワークや車の運転など、不自然な姿勢を長い間続ける事で、首筋から肩にかけての筋肉が収縮し、こった状態になり、頭痛を誘発すると言われています。従って、偏頭痛とは逆に運動することで、ある程度痛みを緩和させる事は可能です。
原因 偏頭痛同様、アトラス(頚椎1番)の脊髄の圧迫によって発生する血管の痙攣が原因となる血管性疼痛です。