今回は、「のどのつかえ感」や「のどのつまり感」についてお話させて頂きます。

これらの症状は、逆流性食道炎、食道がん・咽頭がん・・・その他などの病気でも起こり得る症状ですので、まずは一度、病院を受診する事を強くお勧めします。
しかし「のどのつかえ感」や「のどのつまり感」などの症状は、病院で検査を受けても「異常なし」、「原因不明」と診断されてしまうケースも少なくありません。
当院でも、自律神経系の不調(不定愁訴)がある方から、このような症状で時々ご相談を受ける事があります。
人によって表現の仕方や感覚は様々で
・物がつかえる感じ
・のどの奥が締めつけられる感覚
・のど周辺がイガイガする
・何か物があるような感じがする
・物が飲み込みづらい
・声が出しづらい
といった感じです。
当院で行う、のどのつまり感・つかえ感の施術 |
当院で行っている「遠絡療法」では、これらの症状は第一頚椎の炎症によって、延髄にある「反回神経」の機能低下が原因で起こっていると考えています。

どんな施術をするかと言えば・・・まずは、アトラスに関連する部位にレーザー治療器を照射。
アトラスの炎症を抑え、脳の血流を促進させます。
更に、患部と関連する手や足にある経穴(ツボ)を刺激し、神経の通り道を広げていきます。
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最後に頸椎の調整を行います。

※第一頸椎(アトラス)は、ちょうど上位中枢(脳)と下位中枢(脊髄)の境目に位置します。この部分で問題が生じると、上位中枢にも下位中枢にも影響が出ますから、遠絡医学では大変重要視している部位です。
第一頸椎(アトラス)の炎症では、「のどのつまり感、つかえ感」以外にも、以下のような症状が同時に起こる可能性があります。
●疲労感
体が疲れやすい、朝起きるのが辛い
●頭痛、顔面痛
緊張型頭痛、偏頭痛、群発型頭痛、顔面神経痛、三叉神経痛、顎関節症
●体温の異常
慢性的な微熱、低体温など
●睡眠異常
不眠症、日中の眠気
●耳・喉・口の症状
耳鳴り、めまい、耳の詰まり感、喉の異物感、ドライマウス、嗄声(声のかすれ、反回神経麻痺)
●胸部の異常
のどのつかえ感・つまり感、動悸、息切れ、胸の痛み、胸やけ、圧迫感、うまく息を吸い込めないなど
●吐き気・胃腸の異常
消化不良、吐き気、腹部膨満、便秘、下痢、腹にガスが溜まる
●排尿の症状
頻尿、残尿感、排尿困難
●原因不明の肛門痛、陰部痛
●手足の異常
手足のしびれ、脱力感、手足の冷え、足がつる(こむら返り)、手足のほてり
●筋肉の凝り・関節の痛み
首や肩の凝り、関節の痛みなど(主に両側性)
●皮膚の異常
皮膚や粘膜のかゆみ
原因不明の「のどのつかえ感」や「のどのつまり感」お悩みの方は、是非一度ご相談ください。





