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はじめに
・「病院で検査をしても異常なしと言われたのに、体の痛みやしびれが続く」
・「以前のように体が思うように動かない」
そんな経験はありませんか?
原因が特定できない身体的症状は、多くの人を不安にさせます。
本記事では、原因不明の痛みやしびれ、体の機能低下について考えられる要因と対処法を探ります。
≪著者プロフィール≫
![]() | 相模原市南区:鵜野森グリーンハイツ整骨院、院長 古谷毅(柔道整復師No.69144・整体師) 「原因不明、難治性の痛みとしびれでお悩みの方に貢献する」を理念に、15年前に「遠絡療法」を行う整骨院を開業。 脳・脊髄と痛みの関係や、体の歪み・人体構造と痛みの関係を応用した、独自の施術を行っている ≪著者の詳細≫はこちらから |
原因不明の症状に潜む可能性 |
1. ストレスと心身相関
慢性的なストレスは、身体に様々な影響を与えます。ストレスホルモンの分泌異常により、痛みの感受性が高まったり、筋肉の緊張が持続したりすることがあります。
心身症としての症状である可能性も考慮する必要があります。
2. 線維筋痛症
全身に広がる慢性疼痛を特徴とする疾患で、検査では異常が見つかりにくいことがあります。
痛みだけでなく、疲労感や睡眠障害を伴うことも少なくありません。
【線維筋痛症の施術については:こちらをご参照ください】
3. 自律神経失調症
自律神経のバランスが乱れることで、様々な身体症状が現れます。
しびれ、めまい、疲労感など、多岐にわたる症状が出ることが特徴です。
4. 栄養不足やホルモンバランスの乱れ
ビタミンB群やマグネシウムなどの不足、甲状腺機能の異常などが、原因不明の症状を引き起こしている可能性もあります。
対処法とセルフケア |
1. 生活習慣の見直し
· 十分な睡眠と休息
· バランスの取れた食事
· 適度な運動
· ストレス管理(マインドフルネス、趣味など)
2. 医療機関への相談
· 症状が続く場合は、複数の専門医に意見を求めることも重要です
· ペインクリニックや心療内科の受診も検討しましょう
3. ボディ・マップの再学習
慢性的な痛みは、脳の痛みに対する感受性が変化している可能性もあります。穏やかな運動やボディワークで、身体の感覚を再教育するアプローチも有効です。
参考記事:痛みの真実:それは「脳」が生み出す警告信号である
おわりに
原因不明の症状と向き合うことは、時に孤独で困難な旅です。しかし、あなたの症状には必ず理由があり、多くの場合、複数の要因が重なっていることが多いのです。焦らず、自分自身の体と対話しながら、適切なサポートを見つけていくことが大切です。
当院で行っている「遠絡療法」では、ぶつけた、ひねったなど、原因がハッキリとしている痛みを除く、ほぼすべての痛み症状は「身体の機能低下」により起こっていると考えています。
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身体の機能低下の大元となっている中枢神経を特定し、活性化させる事で、身体機能の回復を促し、その結果として「痛み」は軽減されるという理論に基づいて施術を行います。
原因不明な体の不調、痛み、しびれでお悩みの方。ご相談ください!






