「小・中学生の頭痛」スマホやゲームが原因?『IT頭痛』の予防策


2025/10/21

「小・中学生の頭痛」スマホやゲームが原因?『IT頭痛』の予防策


お子さんの「頭が痛い」という一言。その原因、実はお子さんの手元にあるスマホやゲーム機かもしれません。

近年、特に小学生の間で増えている「IT頭痛」。これは、長時間のデジタル機器使用が引き起こす、現代ならではの頭痛です。

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この記事では、スマホやゲームと頭痛の密接な関係を解き明かし、お子さんを「IT頭痛」から守るための具体的な予防策と対策グッズをご紹介します。


スマホ・ゲームはなぜ頭痛を引き起こす?~「IT頭痛」のメカニズム

 
IT頭痛は、主に以下の3つの要因が重なって発生します。

1. 眼精疲労(ブルーライトとピント調節の負担)

· 画面から発せられるブルーライトは眩しく、目の筋肉に大きな負担をかけます。また、至近距離で画面を見続けることで、ピントを調節する毛様体筋が疲労し、その疲れが頭痛として現れます。

2. 姿勢の悪化(首・肩への負荷)

· 小さな画面を覗き込むような姿勢は、自然と前かがみになり、首や肩の筋肉を緊張させます。この筋肉のコリが血流を悪くし、緊張型頭痛を引き起こします。

3. 脳の過興奮と睡眠障害

· 画面の中の激しい光の変化や、ゲームの興奮状態は、脳を常に緊張状態に置きます。就寝前の使用は睡眠の質を著しく低下させ、脳が十分に休めないことで、頭痛が慢性化してしまうのです。

今日から始められる!「IT頭痛」を防ぐ5つの習慣

 
ルールを決めて、デジタル機器と上手に付き合う習慣をつけましょう。

【習慣1】時間制限を設ける

· 「1日1時間まで」など、使用時間を明確に決めます。タイマーを使うと、客観的にルールを守りやすくなります。

【習慣2】こまめな休憩を義務づける(20-20-20ルール)

· 20分使ったら、20秒間、20フィート(約6m)先を見る「20-20-20ルール」が効果的です。遠くを見ることで毛様体筋の緊張がほぐれます。

【習慣3】画面の明るさとブルーライトを調整する

· 画面の輝度を抑え、ブルーライトカットフィルターやナイトモード機能を活用しましょう。端末自体の設定や、専用のフィルターが有効です。

【習慣4】使用時の姿勢と環境を整える

· 画面と目の距離を40cm以上離し、椅子に深く腰かけ、画面が目の高さになるように調整します。暗い部屋での使用は避け、部屋の明るさと画面の明るさの差を少なくしましょう。

【習慣5】寝る前1時間はデジタルフリーゾーンに


· 脳を休めるため、寝る前のスマホやゲームは厳禁です。代わりに読書や家族の団らんの時間に充てることで、質の高い睡眠を促します。


おすすめ対策グッズ

 
· ブルーライトカットメガネ: 度が入っていないものでも効果があります。

· 姿勢矯正クッション: 自然と背筋が伸びるようにサポートします。

· 目の温熱シート: 休憩時間に使用すると、眼精疲労の緩和に役立ちます。

まとめ

 
スマホやゲームは、現代の子供たちにとって身近な娯楽です。

完全に遮断するのではなく、「使うときはしっかりルールを守って健康的に」ということを教えてあげることが大切です。

お子さんの頭痛が気になったら、まずは1週間、これらの習慣を試してみてください。

お子さんの笑顔が戻ってくるきっかけになるかもしれません。


 
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