腸脛靭帯炎(ランナー膝)【膝の外側の痛み】町田の整体|遠絡療法


2025/11/24

腸脛靭帯炎(ランナー膝)【膝の外側の痛み】町田の整体|遠絡療法

膝の外側に痛み・・・

それは、おそらく腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)または、
ランナー膝
とも呼ばれる症状です。

町田整体、相模大野整体、古淵整体、相模原整体
このページは腸脛靭帯炎の

・原因と一般的な治療法を知りたい方
・病院や治療院で既に治療を受けているにも関わらず、改善しない方
・痛みがあるけどスポーツを続けたくて悩んでいる方

のお役に立つ記事構成になっています。

腸脛靭帯炎の原因と一般的な治療

 
原因

主な原因は、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことにより、腸脛靭帯と大腿骨外側上顆(太もも骨の外側の出っ張り)との間で過度な摩擦が生じて起こる炎症です。

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主な要因

· オーバーユース(使いすぎ): ランニングや自転車などの長時間の反復運動。

· 柔軟性の低下: お尻(大殿筋)や太もも(大腿四頭筋、腸脛靭帯)の筋肉が硬い。

· 筋力不足: お尻(中殿筋など)の筋力が弱く、走行時に骨盤が不安定になる。

· 不適切なフォームや靴: ランニングフォームの乱れ、合わないシューズ。


 
一般的な治療法

基本は保存療法が中心です。キーワードは 「RICE」 と 「原因の改善」 です。

1. 急性期の対処(痛みが強い時期)

· Rest(安静): 痛みを誘発する運動を中止または減らす。
· Ice(冷却): 膝の外側を15〜20分程度冷やす。
· Compression(圧迫): サポーターなどで軽く圧迫する。
· Elevation(挙上): 心臓より高く上げて安静にする。

2. 回復期・再発予防の根本的治療

· ストレッチ: 太ももの外側(腸脛靭帯)やお尻の筋肉を柔らかくする。
· 筋力トレーニング: お尻(中殿筋)や太ももの内側(内転筋)の筋力を強化する。
· 運動量の調整: 距離、強度、頻度を見直す。
· フォームや環境の見直し: ランニングフォームを改善し、適切なシューズを選ぶ。

※スポーツをしている方の場合、フォームや環境の見直しがかなり重要な要素です。
詳細は、この後、解説していきます。


腸脛靭帯炎を引き起こす動作の特徴

 
腸脛靭帯炎は、よっぽど重度な症状でなければ、安静にして数日経てば、痛みは軽減されます。

しかし、痛みがなくなったので・・・と、スポーツを再開するとまた痛み出す。という、パターンに陥りやすい症状でもあります。

それは、ただ単に「炎症」が治まっただけで、運動時のフォームや身体機能の問題が解決されていない事が原因です。


 
腸脛靭帯炎は、お尻(中殿筋)の筋力不足や機能低下が根本原因となり、以下のような連鎖的な動作不良を招きます。


1. 骨盤の不安定性(トレンデレンブルグ徴候)

· 現象: 片足立ちの phase(特に脚が着地して体重を支える時)に、骨盤が反対側に傾いて下がってしまう。

トレンデレンブルグ徴候、デュシャンヌ歩行
· お尻の横にある中殿筋が弱いために、骨盤を水平に保てません。

· この骨盤の傾きにより、大腿骨(太ももの骨)が内側に倒れ込み(股関節内転)、腸脛靭帯が大腿骨の外側の出っ張りと強く擦れます。

· 視覚的には、歩行やランニング中に腰が左右に揺れる「ウォブリング」が見られます。


 
2. 大腿骨の内旋と内転(膝が内側に入る動き)

いわゆる「ニーイン」と呼ばれる状態。着地時に膝が内側を向き、足首に向かって内側に落ち込む。

ニーイン
· 骨盤の傾きに連動して、大腿骨が内側に捻られ(内旋)、倒れ込みます(内転)。

· この動きによって、腸脛靭帯は前方に移動し、大腿骨外側上顆との摩擦が最大化されます。これが最も直接的なメカニズムです。

· 視覚的には、後ろから見て膝が「くの字」に内側に入っているのが確認できます。


 
3. 足部の回内(オーバープロネーション)の影響

· 現象: 着地時に足首が過度に内側に倒れ込む(土踏まずが潰れる)。

回内足、オーバープロネーション
· 足首の過度な回内は、下から連鎖して脛骨(すねの骨)を内旋させ、それがさらに膝と大腿骨の内旋を引き起こします。

· 結果的に「ニーイン」を助長し、腸脛靭帯へのストレスを増大させます。

動作解析のまとめと改善のポイント

 

これらの不良動作は連鎖的に起こります。典型的な流れは以下の通りです。

【根本原因】中殿筋の筋力/機能不足
  ↓
【骨盤】片足立ち時に骨盤が傾く(トレンデレンブルグ)
  ↓
【大腿】大腿骨が内転・内旋し、膝が内側に入る(ニーイン)
  ↓
【結果】腸脛靭帯と大腿骨外側上顆の摩擦が著しく増加
  ↓
【疾患】腸脛靭帯炎の発症・悪化


改善のためには・・・

 

1. 筋力強化: 特に中殿筋(クラムシェル、サイドレッグレイズなど)と、股関節の外旋筋群を鍛える。

 

2. 動作練習: スクワットやランジなどのエクササイズを、鏡を見ながら正しいアライメント(膝がつま先と同じ方向を向く)で行い、正しい動きのクセをつける。

3. フォーム分析: 自身のランニングフォームを動画で撮影し、上記の「ニーイン」や「腰の揺れ」がないか客観的に確認する。



 ・自分で筋トレやストレッチを行っているけど、症状が改善しない方

・大会が近い、練習を休みたくない!そんな理由で運動しながら症状を改善したい方

そんな方は、当院に、ご相談ください。


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