手根管症候群(手のしびれ)


2019/3/19

手根管症候群(手のしびれ)

手根管症候群とは、手のひらの付け根にある「手根管」と呼ばれるトンネルのような部分が何らかの原因により圧迫されることで、手指にしびれや痛みが生じる症状を言います。

酷くなってくると母指(親指)や環指(薬指)の母指側の3本半の指がしびれや痛みが広がります。(正中神経の支配領域、下図のオレンジ色の領域)



この状態が長く続くと、筋肉が衰えてしまい、親指が動かしにくくなったり、指のしびれも慢性化していきます。

手根管症候群になる主な原因は、手の酷使、ホルモンバランスの変化、関節リウマチや骨折など、人により様々です。

近年では、手根管の圧迫を開放する手術を日帰りで行っている病院もあり、これまで、複数の病院や治療院で治療を試み、改善されなかった方は手術をご検討されることも一つの考えです。


当院で行っている遠絡療法(スマホの方はコチラ)の場合、ぶつけた、捻ったなど直接的に患部を怪我をした場合を除く全ての症状は、中枢神経(脳・脊髄)に大元の原因があると考えて施術を行います。




手根管症候群のように、手のひら側のライン上に出る痛みやしびれは、主に「胸椎4.5番と腰椎4.5番」周辺の脊髄の炎症と考えて施術をしています。(他にも、バネ指やゴルフ肘などが同じ原因で起こり得ます)

どんな治療をするかと言えば・・・

①腹部側から、痛みと関連する脊髄の場所に対してレーザー治療を行い、中枢神経の働きを高めます。(写真と実際にレーザーを照射した場所は異なります)



痛みしびれと関連する治療ポイント(ツボのようなものと解釈して下さい)を木の棒を使って刺激します。



当院ではこれまで、多くの手根管症候群、又はそれに類似した症状による手指のしびれを改善してきた実績があります。

手根管症候群や手のしびれでお悩みの方は、手術をご検討される前に 是非一度当院にご相談ください。


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