手の力が入らない(筋皮神経麻痺)


2018/10/27

手の力が入らない(筋皮神経麻痺)

今回は、最近ご来院された患者様の症例をご紹介させて頂きます。


患者様の訴えは「手の力が入らない、腕が挙がらない」という脱力感です。

痛みやしびれは特に感じていないようです。


問診票には、違和感を感じている場所として・・・前腕の拇指側に印がつけてあります。



これは「筋皮神経の知覚領域」です。「筋皮神経麻痺」と推測されます。


で、筋皮神経が障害されると・・・

上腕二頭筋と言う筋肉をメインとした肘を曲げる動作がしづらくなります。


日常生活で一番不便なのは、食事がしづらくなる。

水を飲んだり、食べ物を口に運んだりする動きが制限されてしまいます。




患者様は上の写真のような女性ではなく、職人さんなので仕事上でも、沢山の不自由を感じていらっしゃるとの事です。

そして、病院へ行きレントゲンを撮り、際立った異常は見つからず「経過観察」との回答。

いつまで経っても症状は改善せず、知人の紹介で今回ご来院頂きました。


で早速、施術・・・どんな施術かは文章で説明しづらいので割愛させて頂きます。


少なからず、マッサージや電気治療をしても意味がないので行いません。

神経回路の回復に効果的な施術を行います。VIM療法と言います。


まだ、初回のみの施術なので、経過を追っていかなければなりませんが、患者様自身もその場で一定の効果を実感し、安心していました。

似たような症例で、お悩みの方は是非ご相談ください。


 

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