顔面神経麻痺/後遺症


2024/5/18

顔面神経麻痺/後遺症

顔面神経麻痺は、脳神経の1つである顔面神経が障害を受けることによって…

  • 「顔がまがってきた」
  • 「眼が閉じにくい」
  • 「飲み物が口からこぼれる」
  • 「口の動きが悪くなる」

など、顔の片側の表情筋や唾液腺、涙腺などが麻痺してしまう症状です。

 

顔面神経は様々な要因で傷害されますが、主に以下の2つに分類できます
  • 脳や脳幹が原因中枢性麻痺(主な原因は脳卒中です。急にろれつが回らなくなったり、顔の半分が無表情になることで気づくことがあります。まずは脳神経外科などで脳卒中の治療を行う必要があります。)

  • 顔の神経が原因末梢性麻痺(帯状疱疹、ヘルペスなどのウィルスによるものや、顔面神経の炎症、腫瘍などのほか、ストレスなどによっても生じることがあります。)

多くはウイルス性の神経麻痺

顔面神経麻痺は、事故や外傷、外科手術の後遺症などで麻痺が生じる場合もありますが、最も多いのは、「ベル麻痺」と言われるもので全体の約60%以上を占めて、次に多いのは「 ハント症候群」で約20%を占めています。

「ベル麻痺」は、単純ヘルペスウイルスが関与し、「ハント症候群」は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化により発症することがわかっています。

疲れやストレスで免疫が落ちると、おとなしくしていたウイルスが暴れだし神経を障害します。顔面神経麻痺はウイルスが顔の神経を襲ってくる病気と言えます。

いずれも、適切な初期治療を早期に行うことにより、8割の方がほぼ元の状態に戻る病気ですが、残り2割ほどの方が、顔面神経麻痺後遺症が残ってしまいます。


 当院で行っている遠絡療法では、顔面神経の麻痺や炎症などに対して、大掛かりな医療機器を必要としなくとも、脳や脊髄に効果が及ぶ「間接療法」を行うことで症状を改善しています。

効果に個人差はありますが、末梢性麻痺の場合、ダメージを受けた神経を回復させる事で、大幅な改善が期待できます。中枢性麻痺の場合は、完治は難しいですが、麻痺した筋肉のこわばりなどを緩和させることが出来ます。

 

遠絡療法による施術

 

手足の治療ポイントを、適した大きさの木の棒を使って押圧します。

  
コンピューターでは、 キーボードの入力によってCPU本体に指令を出し、その結果をモニターなどに反映させることが出来ます。 

人間の体も同じです。 

末梢からの入力で中枢を操作することが出来ます。人間の手足はキーボードと同じ役割を果たしています。手足にある治療ポイントをプログラム通りに押す事によって、中枢の様々な問題を解決する事が出来ます。


※原因箇所が中枢(脳、脊髄)にある場合には、手足の治療ポイントと併せて、顔から腹部にある治療ポイントにレーザー治療器を使って治療します。
 
  

顔面神経麻痺で、お悩みの方は、当院にご相談ください。
 
 
 相模原市南区:鵜野森グリーンハイツ整骨院

042-705-6451

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