今回は、産後の膝の痛み(30代:女性)の方の症例を報告します。
下肢を中心に複数の場所に痛みを訴えていました。
・膝(右>左)
・アキレス腱(右>左)
・足の親指の付け根(右>左)
・首
産後1ヶ月頃から、しゃがんだり、立ったりの動作の度に膝に痛みが出て、日常生活が辛くて仕方ないとの事です。
まずは、全身を検査します。
行った検査項目は以下の通りです。
下肢を中心に複数の場所に痛みを訴えていました。
・膝(右>左)
・アキレス腱(右>左)
・足の親指の付け根(右>左)
・首
産後1ヶ月頃から、しゃがんだり、立ったりの動作の度に膝に痛みが出て、日常生活が辛くて仕方ないとの事です。
まずは、全身を検査します。
行った検査項目は以下の通りです。
- 体の歪み分析
- 自律神経の計測
- 整形外科学テスト
- 脊椎圧痛テスト
※詳しくは「施術までの流れ」のページをご覧ください。
(スマホでご覧の方はこちら)
その結果、出産後の女性によくみられる「下肢の筋力低下」がはっきりと現れていました。
また、症状が複数個所、尚且つ左右両側に現れていることから、単に下肢の筋力の問題だけでなく
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)のアンバランスも要因となっている可能性が考えられます。
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その結果、出産後の女性によくみられる「下肢の筋力低下」がはっきりと現れていました。
また、症状が複数個所、尚且つ左右両側に現れていることから、単に下肢の筋力の問題だけでなく
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)のアンバランスも要因となっている可能性が考えられます。
産後は、エストロゲンが減少し、プロゲステロンが増加します。
エストロゲンには、炎症を抑え、腱鞘内の腱の動きの滑らかさを保つ作用があり、
プロゲステロンには、出産で開いてしまった子宮や骨盤の収縮を促すなどの作用があります。
つまり、産後特有のホルモンバランスが強く働き過ぎると、全身の関節に痛みが発生しやすくなるのです。
当院で行っている「遠絡療法」では、ケガをした場合を除き
痛みというものは、痛い場所に根本的な原因はなく
中枢神経(脳・脊髄)に何らかの問題があって発生していると考えて施術を行います。
ちょっと専門的な話ですが・・・
女性ホルモンの支配領域は脳(視床下部、下垂体)、下肢の支配領域は主に腰椎です。
従って、痛い場所(膝やアキレス腱、足指の付け根など)を治療の対象とは考えません。
そして、遠絡療法+下肢の筋トレのメニューで2回の施術を行い、ほぼ痛みは消失しました。
痛い場所を治療しないので
「何か、だまされてるみたいだけど、本当に痛くなくなりました!」
と患者様も喜ばれていました。
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