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2025/10/18
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町田・整体|原因不明の【全身の脱力感】と【手足の震え】改善した事例 |
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今回は、ある患者様の症例をご報告します。 原因不明の全身の脱力感と手足の震えです。 ![]() ※この記事は、病院で様々な検査を受けたけれど、はっきりとした原因が分からなかった方の症例です。 似たような症状で、まだ医療機関を受診されていない方は、まずは、かかりつけ医や総合内科を受診されることをおすすめします。 以下に、脱力感や手足の震えが起り得る病気をまとめてみました。 大きく分けると4つの要因が考えられます。 1. 精神的・心理的な要因 · パニック障害・不安障害:強い不安や緊張、パニック発作に伴って、動悸、息苦しさ、めまいとともに、手足の震えや脱力感が生じることが非常に多いです。 · 過換気症候群:過度な不安やストレスが引き金となり、呼吸が浅く速くなることで、血液中の二酸化炭素濃度が低下し、手足のしびれや震え、脱力感、めまいなどを引き起こします。 · 適応障害・うつ病:長期間のストレスや抑うつ状態が続くと、身体的症状として、強い疲労感、全身の脱力感、そして時に震えが現れることがあります。 2. 神経系の疾患 · 本態性振戦:これといった原因がなく、手や頭、声などが震える病気です。ストレスや緊張で強まることがあります。脱力感は主症状ではありませんが、震えによるストレスで疲労を感じることはあります。 · パーキンソン病:安静時に手指が「丸薬丸め」のように震える(安静時振戦)のが特徴です。加えて、筋肉の硬直、動きが遅くなる、歩行障害などが現れ、全身の倦怠感や脱力感を伴うこともあります。 · 脳血管障害(脳卒中など)の前兆:片側の手足の麻痺や脱力感、しびれ、言語障害などとともに、震えが現れることがあります。これは緊急事態ですので、突然の症状の場合はすぐに医療機関を受診してください。 3. 代謝・内分泌系の異常 · 低血糖:糖尿病の治療中や、長時間食事を摂っていない時に起こりやすいです。冷や汗、動悸、手指の震え、強い脱力感、意識が遠のく感じなどの症状が現れます。糖分を補給することで速やかに改善します。 · 甲状腺機能亢進症(バセドウ病など):甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。手指の細かい震え、動悸、発汗、体重減少、イライラ、倦怠感・脱力感などの症状が典型的です。 · 電解質異常:脱水や腎機能の障害などにより、血液中のナトリウムやカリウムのバランスが崩れると、脱力感や筋肉の震え、けいれんなどを引き起こすことがあります。 4. その他の身体的要因 · 重度の貧血:体内に酸素を運ぶ赤血球が不足するため、全身の倦怠感、脱力感、息切れ、めまいなどが起こり、時に震えを感じることもあります。 · 慢性疲労症候群:休んでも回復しない強い疲労感が続き、それに伴って思考力の低下、頭痛、筋肉痛、そして震えなどの症状が現れることがあります。 · 薬の副作用:一部の気管支拡張剤、抗うつ剤、精神神経用の薬などで、震えや倦怠感が副作用として現れることがあります。
当院にご来院頂いた方に、話を戻します。 40代、女性。原因も分からず、ある朝、突然力が入りづらくなり、ベッドから起き上がる事が出来なくなったとの事です。(その1ヶ月前から下肢には、何となく力が入りにくい感覚はあったとの事) 症状は、日や時間帯によってばらつきがあり、調子のいい日は、なんとか日常生活を送れるようですが、ひどい時は体を動かすのもやっとのようです。 人が体を動かそうとする時(随意的な筋収縮と呼ばれます)、脳から発生した信号は、以下の経路をたどります。 脱力感(力が入らない)の症状は、上記のいずれかの部分や経路で何らかの障害が起こり、筋肉に十分な出力が伝わらない状態と言えます。 今回の患者様のケースでは、両側の手足が同時に障害されていたことから、脳幹部(視床)に何らかの障害が起こっている事が推測されました。 当院の施術の中核を担っている遠絡療法では、このような症状の場合、根本的な原因はAtlas(アトラス=頚椎1番)の炎症にあると考えています。 ≪第一頸椎(アトラス)の炎症で起こる主な症状≫ ●疲労感 ●頭痛、顔面痛 ●体温の異常 ●睡眠異常 ●耳・喉・口の症状 ●胸部の異常 ●吐き気・胃腸の異常 ●排尿の症状 ●手足の異常 ●筋肉の凝り・関節の痛み ●皮膚の異常
第一頸椎(アトラス)は、ちょうど上位中枢(脳)と下位中枢(脊髄)の境目に位置します。この部分で問題が生じると、上位中枢にも下位中枢にも影響が出ますから、遠絡医学では大変重要視している部分です。
施術したその場では、大きな症状の変化は確認できませんでしたが、翌朝からは、普通に起き上がる事が出来、その後も脱力感や手足の震えは起きていないとの報告を後日頂きました。 |
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