2025/9/29
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季節の変わり目による自律神経の不調 |
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≪著者プロフィール≫
その理由は. 気温や気圧の変化で自律神経が乱れやすくなるためです。 ![]() この負担が積み重なることで、血流が悪くなったり、睡眠の質が落ちたりして、疲れや痛みが出やすくなります。 よく見られるのは… ✅ 急な寒暖差で筋肉がこわばり、肩こり・腰痛が悪化 ✅ 気圧の変化による頭痛やめまい ✅ 睡眠が浅くなり、疲労感が抜けない などです。 しかし、「自律神経が乱れている・・・」と言われても、自律神経は目に見えないため「結局どうすればいいの?」となりますよね。 そこで今回は、自分で出来る改善方法と、治療院(当院)で行っている自律神経の不調に対するアプローチの2つをご紹介したいと思います。
当院では、「自律神経の乱れや不調」というこの“目に見えない”ぼんやりとした概念を次のステップでサポートしています。 ① 自律神経の不調を“見える化”(自律神経計測器)
② 遠絡療法によるアトラス調整 アトラスとは、脳と脊髄のちょうど境目にある骨。 ![]() ここに炎症や詰まりが起こると、脳幹や視床下部の働きが乱れ、自律神経やホルモン、内臓の調整機能まで不安定になります。 当院では、患部に直接触れず神経ライン上のポイントをやさしく刺激する【遠絡療法】で、自律神経を整えていきます。 ![]() ![]() 自律神経が安定すると、脳から全身へスムーズに指令が伝わり、血流や内臓の働きが回復。 実際に「朝スッキリ起きられるようになった」「長年の頭痛が気にならなくなった」と変化を感じる方が多くいらっしゃいます。 「検査では異常なし」と言われても不調が続く方は、まず自律神経の乱れを測定し、アトラスを整えることで根本改善を目指しましょう。 相模原市南区・町田エリアで通院可能な方、元気な毎日を取り戻すお手伝いをいたします。 自分で出来る自律神経の整え方1. 生活リズムを整える 自律神経は体内時計と深く連動しているため、規則正しい生活が最も重要です。 · 朝起きたら太陽の光を浴びる:体内時計がリセットされ、セロトニン(安心感をもたらすホルモン)の分泌が促されます。 · 毎朝決まった時間に起きる:休日も含め、起床時間を一定に保つことでリズムが安定します。 · 3食をできるだけ決まった時間に食べる:特に朝食は、体と脳を目覚めさせるスイッチになります。 · 夜更かしを避け、十分な睡眠をとる:睡眠中は副交感神経が優位になり、心身を修復します。 2. 呼吸法でリラックスする 意識的に呼吸を変えることで、直接的に自律神経に働きかけることができます。 · 腹式呼吸(深呼吸) 1. 楽な姿勢で座るか、仰向けに寝ます。 2. 口からゆっくりと息をすべて吐ききります。 3. 鼻からゆっくりと息を吸い、お腹を膨らませます。 4. 吸った時間の倍くらいの時間をかけて、口から細く長く息を吐き出します。 · 1日数分、特に緊張やストレスを感じた時に行うと効果的です。 3. 食事で整える 腸は「第二の脳」と呼ばれ、自律神経と密接に関係しています。 · 腸内環境を整える食品をとる:発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌、キムチ)、食物繊維(野菜、海藻、きのこ、豆類)を積極的に摂りましょう。 · 朝食を抜かない:脳と体のエネルギー源となります。 · よく噛んで食べる:消化を助け、副交感神経を活性化します。 · 刺激物を控える:カフェイン、アルコール、タバコ、辛いものなどは交感神経を刺激するので、摂りすぎに注意しましょう。 4. 適度な運動を取り入れる 軽い運動は、血流を改善し、ストレスを発散させ、質の良い睡眠につながります。 · 有酸素運動:ウォーキング、ジョギング、サイクリング、スイミングなど。週に3回、30分程度から始めましょう。 · ストレッチやヨガ:筋肉のコリをほぐし、深い呼吸とともにリラックス効果が得られます。寝る前の軽いストレッチが特におすすめです。 5. 温める(温活) 体を温めることは、副交感神経を優位にする有効な方法です。 · 入浴は湯船に浸かる:38〜40度の少しぬるめのお湯に、10〜20分程度ゆっくり浸かりましょう。リラックス効果が高まります。 · 首元を温める:首、手首、足首の「3つの首」を温めると、効率的に全身を温められます。マフラーやレッグウォーマーの利用がおすすめです。 6. 休息とマインドフルネス 心の休息も大切です。 · 意識的に休憩をとる:仕事や家事の合間に5分だけ目を閉じて何もしない時間を作りましょう。 · 好きなこと、没頭できる時間を持つ:読書、音楽、趣味など、自分がリラックスできる活動を楽しみましょう。 · マインドフルネスや瞑想:現在の感覚や呼吸に意識を向けることで、思考の渦から離れ、心を落ち着かせます。アプリなどを利用して始めるのも良いでしょう。 7. 就寝前の習慣を見直す 寝る前の過ごし方が睡眠の質を決定します。 · スマホやPCは寝る1時間前までに:ブルーライトは脳を覚醒させ、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制します。 · リラックスできる環境を作る:間接照明にする、アロマ(ラベンダーなど)をたく、静かな音楽を流すなど。 一度に、全部行うのは難しいかもしれません。自分で出来ることから始めてみてください。 また、当院の施術と合わせて取り組んだ頂けると、さらに効果は高まります。
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