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2025/12/9
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相模原市・整体|遠絡療法【頚椎ヘルニア】神経圧迫を「流れ」から解放 |
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![]() 「首を動かすと、電気が走るような痛みが腕に響く…」 「MRIで『頚椎ヘルニア』と診断され、安静と痛み止めだけと言われた」 「このしびれと痛みは、手術をしないと治らないのだろうか…」 頚椎ヘルニアと診断されたときの不安は計り知れません。 鋭い痛みとしびれは日常を奪い、将来への展望さえ曇らせてしまいます。しかし、手術か薬だけが唯一の選択肢ではありません。 今回は、神経そのものの状態にアプローチする「遠絡療法」による頚椎ヘルニア改善への道筋についてお伝えします。
まず、頚椎ヘルニアの状態を確認しましょう。 頚椎の骨と骨の間には、衝撃を吸収するクッションの役割を持つ「椎間板」があります。この椎間板の中心にある髄核が、外側の繊維輪を破って飛び出し、神経根(脊髄から枝分かれした神経)や脊髄を圧迫している状態が頚椎ヘルニアです。
多くの医療機関では以下のアプローチが取られます。 1. 保存療法:消炎鎮痛剤、神経遮断薬、コルセット、牽引 2. 手術療法:ヘルニア摘出術、固定術 これらのアプローチは「飛び出したヘルニアをどう処理するか(引っ込める・摘出する)」という物理的発想が基盤です。しかし、ここに大きな落とし穴があります。
MRI上でヘルニアが確認されても、驚くべきことに全く症状がない方もいらっしゃいます。逆に、小さなヘルニアでも激烈な痛みに苦しむ方もいます。 この矛盾は何を示しているのでしょうか? 遠絡療法では、頚椎ヘルニアの問題を次の3つの要素から捉えます。 1. 神経の「興奮状態」 圧迫された神経は「火事場」のような炎症状態にあります。この興奮状態が続くことで、通常では感じない刺激も痛みとして認識されてしまいます。 2. 神経の「血流不足」 圧迫により神経自体への血流が阻害されると、神経は酸欠・栄養不足状態に陥ります。これは神経の機能低下と回復力の低下を招きます。 3. 全身の「生体の流れ」の乱れ 局所の問題は、必ず全身の「流れ」(血液、リンパ、脳脊髄液、エネルギーの流れ)の乱れと連動しています。この乱れが神経の回復を妨げているのです。
遠絡療法は、飛び出したヘルニアそのものを直接どうこうするのではなく、「圧迫されている神経そのものの状態を改善する」という全く異なるアプローチを取ります。 治療の基本原理 手足にある特定の治療ポイントを刺激することで・・・
1. 脊髄・神経根への血流を増加させる 2. 神経の炎症と興奮を鎮静化する 3. 神経の自然治癒力を活性化する このアプローチの核心は「神経の耐久性と回復力を高める」ことにあります。例えるなら、狭いトンネル(脊柱管)の中で渋滞している神経という車両そのものの性能を上げ、傷ついた部分を修復しながら、渋滞に耐えられる状態にしていくイメージです。
第1段階:急性期の痛みの緩和(初回~2週間) 強い炎症と痛みがある時期には、遠絡療法で神経の興奮を鎮めます。手足のポイントへの微弱刺激により: · 痛みの信号そのものを減らす · 神経周囲の炎症物質の代謝を促進する · 自然鎮痛物質(エンドルフィン)の分泌を促す この段階では、強いマッサージや矯正は禁忌です。患部を刺激せずに痛みを緩和する遠絡療法の特性が最も活かされます。 第2段階:神経機能の回復(2週間~2ヶ月) 痛みが軽減したら、神経の機能回復に焦点を移します: 1. 遠絡療法:神経への血流改善と修復促進 2. 整体アプローチ:頚椎の配列を整え、神経の通り道の環境を改善 ※整体は状態を見極めながら、非常に軽微な調整から開始します
第3段階:再発予防と根本改善(2ヶ月~) 1. 姿勢改善プログラム:デスクワーク時の姿勢、枕の選び方など 2. 生活習慣指導:ヘルニアを悪化させない動作のコツ 3. 維持療法:月1回程度のメンテナンス施術 実際の改善例:頚椎ヘルニアから回復されたKさんのケース 【初診時の状態】 Kさん(42歳・システムエンジニア) · 左腕から小指にかけての激しいしびれと痛み · 夜間痛で睡眠障害 · MRIでC5/6、C6/7のヘルニアを指摘 · 整形外科で「手術を勧められるも、できる限り避けたい」と来院 【改善のプロセス】 第1-5回(20日後) 遠絡療法のみを実施。直接首には触れず。3回目の施術後、夜間痛が軽減し、4時間続けて眠れるようになる。「電気が走るような痛み」の頻度が半減。 第4-8回(1ヶ月半後) 軽微な整体を導入。首の可動域が徐々に拡大。遠絡療法の効果が持続し、デスクワーク中に症状が出始める時間が「30分後」から「2時間後」に延長。 第9-12回(2ヶ月半後) 持続的なしびれが「疲労時のみの軽いしびれ」に変化。左腕の筋力低下(握力低下)が改善。担当医によるMRI経過観察で「炎症所見の軽減」を指摘される。 3ヶ月後 通常業務に支障なく復帰。月2回のメンテナンス継続中。手術の必要性について医師から「現状維持で経過観察」との判断。
遠絡療法の効果は、以下のような生理学的メカニズムで説明できます. 1. 下行性疼痛抑制系の活性化 手足の刺激が脳幹(中脳中心灰白質)を活性化し、脊髄後角で痛みの伝達を抑制するシステムを働かせます。 2. 自律神経バランスの調整 交感神経の過緊張(痛みやストレスによる)を緩和し、副交感神経を優位にすることで、血管拡張と治癒モードへの転換を促します。 3. 軸索輸送の促進 神経細胞内の物質輸送(軸索輸送)を活性化し、神経の修復に必要なタンパク質や細胞小器官の供給を増加させます。
手術が必要なケースも確かに存在します。特に、重度の筋力低下や膀胱直腸障害がある場合は、緊急に医療機関を受診すべきです。 しかし、「保存療法で効果が不十分」と言われた多くのケースでは、従来の保存療法(薬物・牽引・ブロック)が「神経の状態そのもの」に十分アプローチできていない可能性があります。 遠絡療法は、神経そのものの「質」と「状態」を改善する新しい選択肢です。手術の前に、あるいは手術を避けるために、試す価値のあるアプローチと言えるでしょう。 あなたの神経は、まだ回復する力を秘めている 神経は、適切な環境さえ整えれば、驚異的な回復力を持つ組織です。飛び出したヘルニアが完全に引っ込まなくても、神経そのものが健康で強靭であれば、症状は大きく改善し、普通の生活を取り戻すことは十分に可能です。 「この痛みと一生付き合わなければならないのか…」 「手術以外に道はないのか…」 そのような絶望感の中にいるなら、一度、遠絡療法という視点を知ってください。あなたの神経が本来持っている「治ろうとする力」を目覚めさせるお手伝いができるかもしれません。 当院では、頚椎ヘルニアの方にも、遠絡療法と整体の組み合わせアプローチで、多くの改善実績を積んでいます。まずはお気軽にご相談ください。あなたのその一歩が、痛みのない生活への第一歩になることを願っています。 ≪著者プロフィール≫
〒252-0301 相模原市南区鵜野森1-32-6 鵜野森グリーンハイツ整骨院 TEL:042-705-6451
水曜・祝日/定休 |
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