忘れる

今回は「忘れる」事の大切さについて話をします。

人は、生きていると色々な事が起こります。

人間関係によるストレスや仕事での失敗・・・そして、感情がうまく対処出来ない。

そんな事からも、人は体の調子が悪くなったり、痛くなったりする事も有ります。


人生には「流れ」というものがあって、何となく良くない流れが続いているな～と思う時は、「意識」が悪い流れに「集中」してしまい、かえってその状況を長引かせてしまっている事があります。

一点に集中してしまうと、視野が狭くなり「捉われ」の状態を作り出してしまいます。

捉われた心は硬くなって、柔軟性を失い、それは体にも反映されていきます。

そうなると、広い視野で物事を見たり、変化にうまく対応出来ないので余計に苦しくなります。


そんな時は、敢えてその状況から距離を置き、「忘れる」事が大切です。



例えば、映画を観る、好きな音楽を聴く、友人と飲みに行く・・・

硬くなった心と体がリラックスできる方法であれば、何でもいいと思います。


忘れる事で流れに「間」が出来て、それが自然と流れが変えるきっかけとなる事があります。

施術の現場においても、あまりに患者さんの痛みや不調に「集中」してしまうと、うまく行かないことが多々あります。

私は、施術中にくだらない冗談や雑談を良くします。「痛み」に集中させない為です。

何かに捉われて、悪い流れになっている時は「忘れ上手」になる事も必要だと思います。

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