2026/4/20

なぜ【膝の痛み】は筋トレやストレッチでは治らないのか?

高齢の方に多い「膝」の痛み(変形性膝関節症)



今回はなぜ、「膝の痛み」は筋トレや体操、ストレッチ、ヒアルロン酸注射をしても治らないのか?をテーマにお話しさせて頂きます。


 
結論から先にお伝えすると膝の痛みは、「膝に原因がない」ケースがほとんどだからです。

一般の方には、あまりなじみがない関節かもしれませんが
  • 腰仙関節
  • 仙腸関節
  • 足関節
と言う、主に3つの関節の機能障害によって「膝の痛み」は引き起こされているケースが大半です。



そして、それらの関節の機能を改善する事によって、多くの方が膝の痛みから解放されます。

 
● 腰仙関節(L5/S1)

· 不安定だと重心が偏り、片方の膝だけが早期摩耗。
· 特徴:腰痛は軽度でも膝痛が強い。立ち上がり・階段で膝が「引っかかる」。

● 仙腸関節(SI関節)

· 動きすぎor動かなさすぎで骨盤傾斜が異常に → 膝蓋骨の位置異常や靭帯ストレス。
· 特徴:お尻の奥が鈍痛。歩き始めの膝痛。産後に発症するケースもある。

● 足関節(特に距骨下関節)

· 足首の動きが悪いと衝撃を吸収できず、全て膝に集中。
· 扁平足や硬い高アーチは膝にねじれ力を加え続ける。
· 特徴:靴のすり減り方に偏り。長時間歩行後の膝の腫れ。


なぜ膝の筋トレやストレッチだけでは治らないのか?


· 膝と関連する筋肉を鍛えても、膝に負荷をかけ続けている「上の関節」や「下の関節」が異常なままなら、膝は休む暇なく壊れ続ける。



· むしろ、スクワットやレッグエクステンションは、アライメントが崩れた状態で行うと、膝の特定部位に過集中ストレスを与え、症状を悪化させる。

本当に必要なアプローチ

 
· 局所治療(膝だけ)から全身アプローチ(関節連鎖)へ切り替える。

· 必要な評価:
  · 仙腸関節・腰仙関節の位置と可動性
  · 立位での重心バランス
  · 足関節の可動域(特に背屈と回内外)

· 治療
  · 仙腸関節、その他脊椎の調整+骨盤の安定化エクササイズ
  · 足関節のモビライゼーション(特に距骨下関節)
  · 腰仙関節の機能改善による重心の正中化

こんな「膝の痛み」でお悩みの方におすすめ

 
· 膝の筋トレやストレッチを長年続けているが、良くも悪くもならない

· 両膝ではなく片方の膝だけが悪い(特に利き足と反対側)

· 腰やお尻、足首にも慢性的な違和感がある

· 靴底のすり減り方が極端に偏っている(外側ばかり、または内側ばかり)

· 産後や足首の捻挫後に膝痛が始まった

まとめ

 
変形性膝関節症の真の原因は、多くの場合「膝の上」か「膝の下」に隠れています。膝だけに焦点を当てた治療で改善しない場合は、腰仙関節・仙腸関節・足関節を評価してもらいましょう。

原因となる関節機能障害を改善すれば、手術を回避できたり、手術後の痛みや違和感が劇的に軽減することも珍しくありません。 

  
 
≪著者プロフィール≫
相模原市南区:鵜野森グリーンハイツ整骨院、院長 古谷毅(柔道整復師No.69144・整体師)

「原因不明、難治性の痛みとしびれでお悩みの方に貢献する」を理念に、15年前に「遠絡療法」を行う整骨院を開業。
脳・脊髄と痛みの関係や、体の歪み・人体構造と痛みの関係を応用した、独自の施術を行っている

≪著者の詳細≫はこちらから
 
 

難治性、原因不明な痛みとしびれでお悩みの方に貢献する

痛みしびれ専科:遠絡療法
鵜野森グリーンハイツ整骨院
町田・相模大野・古淵エリアで遠絡療法の整骨院

鵜野森グリーンハイツ整骨院:Webサイト

〒252-0301 
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