2018/3/19

下肢のむくみ




下肢(足)のむくみは、整骨院業務をしていると割と相談の多い症例です。

基本的には、長時間のデスクワークや、立ち仕事などの方に多いのですが、もう少し広い範囲で考えた場合、「下肢のむくみ」は、何らかの病気が潜んでいる可能性もあります。

下肢のむくみと関連する病気は以下の通りです。

循環器系・・・心不全、深部静脈血栓症(エコノミー症候群)
、慢性静脈不全症、下肢静脈瘤、肺性心、リンパ浮腫、肥満性浮腫
内分泌代謝障害・・・脚気、甲状腺機能低下症、慢性甲状腺炎(橋本病)
消化器の病気・・・肝硬変、たんぱく質漏出性胃腸炎
泌尿器の病気・・・ネフローゼ症候群、急性糸球体腎炎、慢性腎炎症候群
などが挙げられます。

一時的でない足のむくみは、上記の病気が原因の可能性があります。

「なかなか、むくみが治らないな」、
「そういえば体調もよくないな」と思ったら、まずはかかりつけのお医者さんに相談してみた方が良いかと思います。

さて、上記の病気がない前提で、筋・骨格系の問題から起こっている「足のむくみ」について、当院での考えをお話させて頂きます。

「足のむくみ」の原因は「腸腰筋の過緊張」です。


腸腰筋が過緊張になると 下肢への血管(大腿動脈や大腿静脈)や鼡径リンパ節を圧迫することになります。 

そして、腸腰筋の過緊張の原因は「多裂筋の筋力低下」です。
 

多裂筋を筋収縮させると腸腰筋は緩む作用が働きます。

腸腰筋が緩めば、圧迫されていた血管やリンパ節が解放されるため、「足のむくみ」が改善します。 

多裂筋の筋収縮は 
1 仰向けのまま患者さんの両下肢を、術者の足や大腿部に乗せて下肢を挙上位にします。 
2 そのまま、両臀部を浮かせるようにヒップアップさせるだけです。 

 
こんな感じです


一般的にヒップアップは屈膝臥位といって、 仰向けの状態で膝を立てた姿勢で行われます。こんな感じです。


しかし、多裂筋は股関節が
曲がった状態では働きにくくなるので、なるべく下肢は伸展位のままヒップアップさせていきます。 

 
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