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2025/11/4
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手足のしびれ、何が原因？考えられる病気と受診の目安を解説 |
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この記事では、しびれの原因を「中枢神経」「末梢神経」「全身性」の3つに分けて詳しく解説します。 「手がジンジンする」、「足がビリビリする」 そんな「しびれ」を感じた事はありませんか？  一時的なしびれなら心配ないことも多いですが、中には重大な病気のサインであることも。 受診のタイミングもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
しびれとは、神経系の異常によって引き起こされる症状です。 感覚の麻痺としての「感覚障害」、ジンジン・ビリビリという「異常感覚」、力が入りにくい「運動障害」の3つに大別されます。 神経は「脳・脊髄（中枢神経）」と「そこから枝分かれした神経（末梢神経）」で構成されており、このどこかで障害が起こるとしびれが生じます。
脳や脊髄という「神経の大本」が障害されると、体の広い範囲にしびれが生じることが多いです。 脳卒中（脳梗塞・脳出血） 最も緊急性の高い原因です。以下のような特徴的な症状がある場合は、すぐに救急車を呼んでください。 · 体の半身（右半身または左半身全体）に突然しびれや麻痺が現れる · 手足だけでなく、顔の片側もしびれる · 呂律が回らない、めまい、立てない・歩けないなどの症状を伴う 頚椎症・脊柱管狭窄症 首や腰の骨の変形により、脊髄や神経が圧迫されてしびれが生じます。 · 頚椎症：首・肩・腕のしびれに加え、足にも症状が現れることがある · 脊柱管狭窄症：歩いているとしびれや痛みが強くなり、休むと楽になる「間欠性跛行」が特徴
手足など、特定の部位にしびれが限局している場合に疑われます。 絞扼性神経障害 神経が骨や腱のトンネルで締め付けられて起こります。 · 手根管症候群：人差し指・中指を中心にしびれ、就寝中に悪化 · 肘部管症候群：小指と薬指にしびれが生じる · 胸郭出口症候群：腕や手指全体にしびれやだるさ 神経根症 椎間板ヘルニアなどで神経の根元が圧迫され、首や腰から腕や足先までビリビリしたしびれが放散します。 多発神経炎 手足の先端から、左右対称にしびれが広がっていくタイプです。 · 糖尿病性神経障害：最も多い原因。足の先からじんじんするしびれ · アルコール性神経障害：ビタミンB1欠乏が原因
血流障害 · 閉塞性動脈硬化症：足の動脈の詰まりにより、歩行時にしびれや痛み · レイノー病：寒冷刺激で手指の血流が悪化し、しびれと色の変化 ビタミン欠乏 ビタミンB1、B6、B12、Eの欠乏が神経障害を引き起こします。 心因性 ストレスや不安が原因で、医学的な神経の走行と一致しないしびれを感じることがあります。
以下のようなしびれが現れた場合は、すぐに医療機関を受診してください。 · 突然現れた片側の手足・顔全体のしびれ · しびれに加えて力が入らない、言葉がもつれる · しびれがどんどん広がる・強くなる · しびれとともに激しい痛みを伴う
· 原因がわからない場合：まずは神経内科 · 首・腰・関節の痛みを伴う場合：整形外科 · 糖尿病など基礎疾患がある場合：その病気を治療している科（内科など） まとめ しびれの原因は、一時的な血流不良から命に関わる脳卒中まで多岐にわたります。 「いつもと違う」「おかしいな」と感じた場合は、自己判断せず、早めに医療機関を受診することが大切です。この記事が、適切な対処の一助となれば幸いです。 当院のしびれの施術の詳細はこちらから |
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