2024/5/16
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起立性調節障害(OD) |
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起立性調節障害は、自律神経機能の調節障害と考えられ、起立時に身体や脳への血流が低下する病気です。 そのため、朝になかなか起きることが出来ない、朝の食欲不振、全身倦怠感、頭痛、立っていると気分が悪くなる、立ちくらみなどの症状が起こります。 大人でも起こり得ますが、思春期に起こることが多いようです。 私にも、思春期になる子供がいます。また、同級生の友人やその周囲の方の話を聞いても、かなり起立性調節障害になっているお子さんは増えている印象で、PC、スマホのやり過ぎや運動不足、姿勢不良、人間関係(対人ストレス)などの生活環境が要因となって、自律神経が乱れていたり、自律神経そのものの機能が弱っていると個人的には思っています。 症状的に、「だらしがない」「怠けている」などの印象をもたれてしまい、周囲の人には理解されにくい病気で、一人で悩んでいる方も少なくありません。 周囲の方の病気に対する理解が必要です。早く病気を治して、焦って社会(学校や会社)に復帰させようとすると、かえって悪循環に陥ってしまうケースもありますので注意が必要です。 疲労感や倦怠感、睡眠障害、うつ症状、その他様々な症状は、脳内の視床下部や脳下垂体といった中枢神経系の問題によって現れます。 当院で行っている遠絡療法では… 視床下部や脳下垂体の機能低下は、何らかの要因によりAtlas(アトラス=頚椎1番)が炎症を起こし、脳内の循環が滞った事が原因と考えて施術を行っています。
以下にアトラスの炎症で起こり得る症状を、まとめてみました。 ≪アトラス(第一頸椎)の炎症で起こる主な症状≫ ●疲労感 ●頭痛、顔面痛 ●体温の異常 ●睡眠異常 ●耳・喉・口の症状 ●胸部の異常 ●吐き気・胃腸の異常 ●排尿の症状 ●手足の異常 ●筋肉の凝り・関節の痛み ●皮膚の異常 第一頚椎の炎症などの病変で、この部分の詰まりが起こると、頭部への還流が阻害され、大脳、間脳(視床、視床下部、脳下垂体)、脳幹部(12脳神経)へと影響していきます。
第一頸椎(アトラス)は、ちょうど上位中枢(脳)と下位中枢(脊髄)の境目に位置します。この部分で問題が生じると、上位中枢にも下位中枢にも影響が出ますから、遠絡医学では大変重要視している部分で、必ずと言っていい程、施術を行います。 相模原市南区:鵜野森グリーンハイツ整骨院
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