むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)とは、脚の中を虫がはうような感覚があったり、脚のほてりやかゆみ、痛みなど、とても不快な症状があらわれます。

特に不快感は、同じ姿勢で座り続けている時や、寝ている時などの安静時に自覚しやすく、睡眠がとれず、精神的に疲弊し、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
むずむず脚症候群になりやすい方は…
- 脳内のドーパミン機能障害
- 鉄欠乏性貧血
- パーキンソン病など神経疾患がある方
- 妊婦さん
- 腎不全(人工透析)
- 糖尿病
などの方に発症しやすいと言われています。
しかし、中にはそれらの症状に該当しない方であっても、むずむず脚症候群の症状を訴える場合があります。
また、病院ですでに何らかの薬を処方されている方であっても、改善が見られない場合は当院の施術がお役に立てるかもしれません。
当院では、むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)の原因は、脳内の血流低下や循環状態の悪化により、脳幹部(主に中脳・橋・延髄)が機能低下を起こしていると考えて施術を行っております。
そして、脳内の血流低下や循環状態の悪化の主要因となるのが、Atlas(アトラス=頚椎1番)の炎症です。
 | ちょうど頭蓋骨の真下で、頚椎の一番上の骨です。 |
この部分は脳と体をつなぐ神経の通り道。
わずかなズレや炎症でも、自律神経のバランスが乱れ、 筋肉がこわばったり、血流が滞ったりして痛みや不快感が長引きます。
アトラスの炎症から来る「不定愁訴」は、多岐に渡ります。もしかしたら、むずむず脚症候群以外の症状も同時に自覚している方もいるかもしれません。
その他、アトラスの炎症で起こり得る症状を、以下にまとめてみました。
≪アトラス(第一頸椎)の炎症で起こる主な症状≫
●疲労感
体が疲れやすい、朝起きるのが辛い
●頭痛、顔面痛
緊張型頭痛、偏頭痛、群発型頭痛、顔面神経痛、三叉神経痛、顎関節症
●体温の異常
慢性的な微熱、低体温など
●睡眠異常
不眠症、日中の眠気
●耳・喉・口の症状
耳鳴り、めまい、耳が詰まり感、喉の異物感、ドライマウス
●胸部の異常
動悸、息切れ、胸の痛み、胸やけ、圧迫感、うまく息を吸い込めないなど
●吐き気・胃腸の異常
消化不良、吐き気、腹部膨満、便秘、下痢、腹にガスが溜まる
●排尿の症状
頻尿、残尿感、排尿困難
●手足の異常
手足のしびれ、脱力感、手足の冷え、ほてり
●筋肉の凝り・関節の痛み
首や肩の凝り、関節の痛みなど
●皮膚の異常
皮膚や粘膜のかゆみ
遠絡療法は、患部を直接揉んだり、電気を流したりするのではなく、レーザー治療機で脳幹部の血流を促進させたり、手足にある神経のスイッチを木の棒で刺激し、間接的にアトラスの炎症を抑制する施術です。
そうすることで脳と体をつなぐ神経機能が整い、足の不快感の改善につながっていきます。
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むずむず脚症候群でお悩みの方は、当院にご相談ください。
相模原市南区鵜野森1-32-6
鵜野森グリーンハイツ整骨院