2025/10/5
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副鼻腔炎による三叉神経痛の施術 |
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≪著者プロフィール≫
患者さんの症例を今日はご紹介します。 「先生、今日は副鼻腔炎で、凄く頭が痛くて、フラフラするから予約してるけどキャンセルした方がいいかな・・・?」と連絡がありました。 「大丈夫ですよ、むしろ来てください。副鼻腔炎の痛みが楽になると思いますよ。」と答え、ご来院して頂きました。 頭痛だけでなく、左の頬と奥歯に痛みがあり、歩いた振動だけでも響いて痛むそうです。 ![]() ちょうど、上の図で言う「上顎神経」の範囲での痛みです。(大元は三叉神経:上顎神経はその枝) 普通の考えでは、 「副鼻腔炎」なので耳鼻科、「三叉神経痛」と捉えるなら脳神経外科・・・となるのではないかと思います。 現に、その方は耳鼻科を受診し、既に薬を服用しています。 当院で行っている遠絡療法の見立ては、その方の症状は、アトラス(第一頸椎)の炎症による「脳神経Ⅴの機能低下」です。 ![]() どんな施術をするかと言えば・・・まずは、アトラスと脳神経Ⅴに関連する部位にレーザー治療器を照射。 アトラスの炎症を抑え、脳の血流を促進させます。 ![]() 更に、患部と関連する手や足にある経穴(ツボ)を刺激し、神経の通り道を広げていきます。 ![]() ![]() 最後に頸椎の調整を行います。 ![]() その結果、先程の方は、その場ですぐに「頭痛」と「三叉神経痛」痛みは消失しました。 勿論この一回の施術で副鼻腔炎が完全治癒したわけではありませんが、「全然痛くない。楽になった。」と言っておられました。
これされ出来れば、耳鼻科医や脳神経外科医でなくとも、症状は改善できます。 決して病院に行く必要がない、と言いたい訳ではありませんよ。 ただ、病院以外にもこういう「代替医療」という選択肢が、あってもいいのではないでしょうか? 当院はこれからも、皆様のお役にたてるよう日々精進していきます。
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